破天荒な芸術家たち〜作曲家編〜

 

芸術家と聞くと、変わり者が多いのでは?と感じる人が多いのではないでしょうか。

今回は「クラシック音楽」に興味を持つ人が増えたらいいなという思いも込めて、作曲家たちの異質さをおもしろくご紹介したいと思います。

音楽家も絵描も文学家もデザイナーであり、芸術家です。より広い視野で芸術に触れるための一助となれば幸いです。

あ、ちなみにタイトルの「破天荒」という意味を理解できているのは日本人の約4割しかいないそうです。
誤:豪快で大胆な様子  正しくは:前人未到の境地を切り開くこと
です。今回の記事は、偉大な作曲家についてなので、みんな破天荒になりますが。

 

 

破天荒な芸術家たち

モーツァルト (Wolfgang Amadeus Mozart)

神童と言われ育ち、変態となったモーツァルトをご存知の方は多いのではないでしょうか?
多くの人が聞いたことのある曲といえば、『ジュピター』『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』『トルコ行進曲付き』などがあります。

私は4年前に初めて見た映画「アマデウス」(1984)がとても衝撃的でした。映画を見る前はモーツァルトについて「美しい旋律を短時間で仕上げるくらいだから、すげー作曲家なんだろうな」くらいしか知識がありませんでした。が、かなり変人でした。

とにかく下ネタや下品なことを好み、精神年齢8歳くらいかという感じで、事実モーツァルトが恋人に綴った手紙の内容などググって見たらすぐに出てきます。下品なのでここでは書きません。笑
しかし、音楽の才能はピカイチ。それと、「アマデウス」は普通に面白いのでおすすめです。

 

ショパン (Frédéric François Chopin)

ピアノの詩人と呼ばれるショパン。彼の曲からは繊細さがずいぶん伝わってきます。寝る前はショパンを聞いて寝るといい感じです。笑  彼は体が弱く短い人生でしたが、多くの曲を現代人は知っているはず。『前奏曲(プレリュード) 第7番 イ長調』『ノクターン』『別れの曲』などなど、繊細ですよね。

ショパンの曲は、不幸な人生が産んだと言っても過言ではないほど不幸でした。モーツァルトのようなタイプとは全くの逆で、神経質で繊細な真面目なタイプ。モテモテだったが恋愛に真面目で、初めてのプロポーズ相手には病気が理由で断られ、最後まで過ごしたバツイチ子持ちの愛人とは結婚まで至らず母親のような感じに。

39歳でこの世を去り、心臓だけはコニャック漬けにされ、祖国ポーランドのワルシャワにある聖十字架教会の柱に別葬されています。

ワーグナー (Wilhelm Richard Wagner)

ワーグナー作品は楽劇と呼ばれるオペラ楽曲が有名なので、あまり馴染みがないかもしれません。4部作で構成された『ニーベルングの指環』は約15時間もの時間です。お金を払ってオペラはみるものですが、もはや拷問レベルです。笑

恩人の妻であった女性に惹かれ、略奪愛。世間に名が広まる前は、稼ぎがないのに贅沢な暮らしをし、借金を踏み倒し夜逃げ。さらに革命運動に加担した罪で指名手配されるという性格だったらしいです。メンタルが強そうです。笑

 

 

終わりに

いかがでしょうか?少しでも興味を持っていただけたら、今度からYouTubeに寄った時にクラシックでも流してみるかという気になりましたでしょうか?

最初は知ってる曲から入り、知ってる作曲家の知らなかった曲に手を出し、クラシックについての興味が出てくれば嬉しいです。

 

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