広告と営業のコツ『“!?”手法』
昔、東京時代に出会った金融関連の企業の社長さんからこんな話をされました。ちなみに、お客さんでぎゅうぎゅうの大衆居酒屋でのことです。笑
その方は私に尋ねました。「全く話を聞いてくれない人に話をし始める時どうすればいいと思う?・・・営業で話を聞いてもらうためにはどうすればいいと思う?」と。
私は咄嗟に答える事がでませんでした。皆さんは何と答えますか?
彼の応えを聞いたときは、なるほど合点。確かにその通りだ、と思いました。
そして、彼の応えは、
「 “?” か “!” を最初に相手に出させればいいのよ。」と。
具体的に説明すると、こうです。
全く相手にしてくれない人を相手に、
「少しだけ付き合ってください! あなた自身が一円も出す事なく、毎月不労所得を手に入れる事ができるんです!」
と言ったとすると、相手の頭の中には「!」「?」が生まれます。
そこで、 「少しでいいので聞いてくれませんか?!」 ともう一押しすると、時間をとってくださることが多い。という流れです。
実際に金融系に勤めている方は、あなた自身が一円も出す事なく、毎月不労所得を手に入れる事ができる方法はいくつか頭に浮かぶと思います。
あなたが行なっている営業で、この『!?手法』を使う事は可能です。企業がうりにしている商品で他社と異なるところを、相手に「!」「?」を出させる言葉でポンっと投げかければいいのです。肝心な事は、「振り向かせ、止めるための一言」です。
この『!?手法は』、広告にも応用できます。というか、使われています、の方が正しい気がします。笑
紙媒体の広告の中で、最も目に着くところに「!」「?」を出させる言葉やイメージをのせて、広告そのものに興味を惹きつけるという手法です。
実際に、電車や駅の広告を見て、そのような経験をした事があると思います。
例えば、会社の帰り道でこのような広告が目に飛び込んできたら、
「何の会社だ??」と気になりますよね?
そんな感じです。