名刺がなくなる日が来るのか?〜紙かデータか?〜
はじめに
おそらく、ほとんどの人々が名刺を持っていることでしょう。あなたは、名刺を作った時のことを覚えているでしょうか?
名刺を作る時や初めて自分の名刺を手にした時に、とても愛着がわきませんでしたか?
新入社員として初めて名刺を受け取った時、独立して初めて自分の名刺を手に入れた時、あるいは、尊敬する人の名刺を手に入れた時など、名刺に関しての思い出は誰もが少なからず持っているかと思います。
皆さんの中には、「紙の名刺はかさ張るしコストがかかるし、面倒だから電子化してほしい」と思っている人がいるかもしれません。
しかし、名刺がなくなる日が来るとしたら、私は嫌なのです。笑
名刺の電子化
私自身、紙の名刺が無くなることに猛反対なのですが皆さんはいかがでしょうか?
確かに日本人特有の「名刺交換の儀式」は私も好きではありませんが、コミュニケーションの一環としての名刺は必要だと思うのです。
(ちなみに、正しい名刺交換の作法についてはこちら。)
私自身、「名刺はあなたの分身」という思いで名刺を作っています。
つまらないシンプルで機械的な名刺ならば、確かに電子化した方が効率も上がるかもしれません。しかし、紙の質感、紙に写る色やデザイン、モノとして残る記録など、紙の名刺には電子化された名刺では伝わらないものがあるんです。
しかし、時代は電子化に進んでいる、ということで名刺の電子管理を紹介しておきます。
名刺管理サービス一覧
「HotProfile(ホットプロファイル)」
『HotProfile』は、忙しい営業現場で活用できるよう名刺データ化、営業状況、お客様の行動履歴(メール開封、Web閲覧)を一元管理。
営業が情報武装してお客様へアプローチできます。
CAMCARD BUSINESS(キャムカードビジネス)
全世界1.1億人以上のビジネスパーソンが利用する「ビジネスを加速させる、クラウド名刺管理」
https://www.camcard.jp/business/
Eight(エイト)
名刺交換を、もっとスマートに
いつどこにいても必要な情報を手に入れられ、写真を撮るだけで自動的にデータ化されるので、無駄な時間を削減できます。
Web上にプロフィール公開することも可能です。
メイシー
メイシーは超簡単な名刺管理ソフトです。たまった名刺を送るだけで、弊社契約スタッフが確実にデータ化、社内共有でビジネスを加速させます。
完全電子化はあり得るか?
上にご紹介したような名刺管理サービスは個人向けのほんの一部です。数年前に名刺管理アプリが出てき始めてから今では様々な企業がこぞってサービス展開しています。確かに、社員を多く抱える企業からすればデータを一括管理できるこれらのサービスはとても便利で魅力的です。
しかし、名刺そのものを電子化するという時代はまだまだ訪れないと思います。というのも、日本人は古典的な礼儀作法から抜け出しにくい文化の中にいますし、ビジネスの最初の習慣化になっているからです。
これまでの私の経験上ですが、名刺に全くこだわりがない社長さんもいらっしゃれば、デザイン全てとことんまでこだわる社長さんもいました。
どうせ自分の顔を作るならば、こだわり抜いたほうがいいのではないでしょうか?