CCOという役職〜デザイナーとして〜
本日、FORBES JAPANを眺めているとCCOに関しての記事が書かれていたので、デザイナーとCCOの関係性について記述しようと思います。
その前に、昨今の企業の役職名は英語表記が目立つようになってきました。海外進出を考えていない企業も英語表記だとサマになります。笑
名刺制作にも役立つ英語表記の役職まとめ
「省略系」
・CEO (Chief Executive Officer) 最高経営責任者
・COO (Chief Operating Officer) 最高業務執行責任者
・CFO (Chief Financial Officer) 最高財務責任者
・CJO (Chief Judicial Officer) 最高法務責任者
・CMO (Chief Marketing Officer) 最高マーケティング責任者
・CTO (Chief Technical Officer) 最高技術責任者
・CIO (Chief Information Officer) 最高情報責任者
「ノーマル系」
・Chairman 取締役会長
・Board Chairman 理事長
・Representative Director 代表取締役
・President 社長
・Executive Vice President 副社長
・Director 取締役/役員
CCOとCOO
CCOとCOOをゴッチャにしないために・・・
COO (Chief Operating Officer) 最高業務執行責任者とは・・・
この役職はアメリカで生まれました。その名の通り、業務を執行する役割です。最終的な経営方針や役割、業務はCEOが決定します。
しかしながら、このCOOという肩書きをみたことがない人も多いのではないでしょうか??それは社長や取締役以外の人が兼任していることが多いからです。
アメリカではCOOは当たり前に周知されており、日本のビジネスマンも知っている人が多いです。
CCO (Chief Creative Officer) チーフクリエイティブオフィサー
グーグルでCCOと検索すると、「チーフコンテンツオフィサーというものも出てきますが、今回は「チーフクリエイティブオフィサー」についてです。ちなみに日本では周知されていないせいか、検索してもあまり出てきません。。
CCOの業務を簡単に説明すると、製品を宣伝したりブランドを発展させたりする役割をしています。具体的に突っ込んでいうと、ロゴやwebデザイン、グラフィックなど広告や宣伝に用いるあらゆる業務の最終決定をします。企業のイメージを正確に把握し、企業が伝えたいことを周囲に正確に伝えるのです。これは、デザインの根本です。「伝えたいことを伝える。」
CCOとデザイン
CCOに求められる能力
チーフクリエイティブオフィサーは指導者であり、どの役職にも当てはまりますが、目標を達成するためにプロジェクトとスタッフを管理する能力が必要です。また、効果的なマーケティングやブランディング資料を開発するために創造的な才能が必要です。スタッフチームと協力して、開発中のコンテンツの提案書を書く必要があるため、コミュニケーションスキルも不可欠です。CCOの仕事にはプロジェクトの予算を準備することも含まれているため、プロジェクトが期待されるコストを超過しないように数学的および予算的なスキルが必要です。問題解決のスキルは、コンテンツをより効果的にするためにコンテンツ開発の問題を回避するのに役立ち、時間通りに資料を配信するためには時間管理スキルが必要です。
CCOには、デザイナーを目指す方には必須の能力が問われます。私自身もですが、企業の宣伝や広告に目を向け、そこから学びを得ることも多いのでCCOという役職がある企業もあるんだという背景を知りつつ世界の企業を見て行きましょう〜。
“CCOという役職〜デザイナーとして〜” に対して4件のコメントがあります。