交渉術を身につける勉強をしようPart1〜心理学を使ってみる??〜
あなたがデザイナーであるか、営業マンであるかは置いておいて、どんな職種であっても「交渉する場」はどんな時でも存在します。
今回は交渉で役に立つであろう、大切なことをお話ししたいと思います。小さくとも、あなたの力になりますように。
交渉の際に最も重要なこと
あなたが交渉(商談)に向かう時に、最も大事にするべきことがあります。
技術的なことは置いておいて、(もちろん、技術も大事ですがそれよりも大事な芯がある)あなたの心です。真面目にいうと、「自分を信じる」「仕事を誇りに思う」心を本当に持っているかです。
その心がありきで、技術や努力でまかなえるようになると思います。
あなたが交渉や商談に向かう時は、あなたの仕事に関するものだと思います。(離婚訴訟など、仕事ではない交渉においては知りません。笑)
「仕事を誇りに思う」
あなたが自分の仕事に誇りを持てていないとすれば、今あなたの業務は上手くいっていないはずです。仕事が上手くいって、仕事が楽しいと思えている人は皆「仕事を誇りに」思っているはずです。このことがなぜ、交渉をうまくいかせるために関係しているのかというと、「思いは態度に出る」からです。
アメリカで、レンガ職人の有名な話があります。
それぞれ3人に「あなたは何をしているんですか?」と尋ねました。
A 「レンガを積んでいるんだよ。」 と答える人もいれば、
B 「時給を稼いでいるんだよ。」 と答える人もいた。
さらには、
C 「教会を作っているんだよ」 と。
あなたがクライアントであるとすれば、ABCの誰に仕事を任せたいですか?
必ずCではないでしょうか?
仕事に思いがあれば、自ずと意識や行動が変わってきます。
その心意気の上で必要なこと
・自分をできるやつだと思い込む
・的確な所作を身につける
・相手に関心を持つ
「自分をできるやつだと思い込む」
自分をできるヤツだと思い込むことは重要です。しかし、できるヤツだからといって小小横柄な態度をとることは間違いです。できると信じる。
「的確な所作を身につける」
初めの挨拶から、名刺交換、その場での動き一つからして、見ている人はあなたを見ています。できるヤツなら、できるヤツなりにどんな所作をするのかを日々考えることが重要です。
「相手に関心を持つ」
相手に関心を持つことで、主導権を握ることができたり、相手の胸に近づいたりすることができます。相手に関心を持つことで、会話はこちらから率先して始めることができ途切れることを避けられます。本題に入る前に相手に近づくことができれば、交渉においては有利となります。