フィンテックって?~ブロックチェーンって一体何なの。~
あなたが社会人であるならば、フィンテック(Fintech)を知らないと言えば笑われてしまうのでは?と言えるくらい周知のものとなってきました。
フィンテック(Fintech)って
金融を意味する「ファイナンス(Finance)」と、技術を意味する「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語ですが、実際なんなの?
と、その前に・・・
ITとICTとIoT は?
ITはみなさんが御存知の通り、情報技術(Information Technology)でインターネットや通信インフラなどを指します。
ICTは情報伝達技術(Information and Communication Technology)で、ITとは少しニュアンスが異なり、ITの活用法に焦点を当てた使われ方をします。
IoTは知らない人はいないでしょうが、Internet of Thingsの略です。電化製品や自動車など近年では多くのものがIoT化しています。
本題に戻りますが、フィンテック(Fintech)は
ICTを用いた革新的な金融商品やサービスと言えそうです。
最近までは金融機関が独占的に提供し、変化に乏しかった金融商品やサービスを、ICTを活用することによって、利用者目線で『安く・早く・便利』に変えていく動きが活発化しています。
2014年においては、フィンテック関連のスタートアップへの投資額は120億2,100万ドルにも及ぶというので、世界の潮流であることは事実でしかないです。
ブロックチェーン(Blockchain)って何?
あなたが暗号通貨や仮想通貨を聞いたことがあるとしても、仕組みを知っている人はそのうち4%くらいではないでしょうか?(5%くらいかな。そんな感じの調査結果ないのかな。)
暗号通貨が作られるベースとなった技術なんですが、ブロックチェーンを簡単に説明するとしても少々難しいので、超簡単に説明してみます。笑
日本語訳すると、分散型台帳技術とよく言われています。
技術としての説明。
ある取引データを暗号化して、ユーザー間でそれらのデータを保管する。データを複数間で取引しているため、改ざんや破棄をしたとしてもすぐにわかる仕組み。取引がチェーンのように繋がっているイメージ。
ブロックチェーンって何かすらを知らなかった人は、これくらいを知っておけば大丈夫かと思います。これを知っていれば、この仕組みがどのようなものに使われるのかは想像できるかと思います。
決算手段に使うと、通貨の発展形になります。
契約書類や身分証明書などに使うと、可変不能なものになります。
安倍政権が文書を改ざんしただのしてないだの、ブロックチェーンでの文書保存をしていれば改ざんも破棄も不可能です。
ブロックチェーンが私たちの生活の一部になるにはかなりの時間が必要とされますが、生活の一部になることは間違いないです。インターネットがそうなったように。
インターネットのことを考えると、ブロックチェーンは15年ほどで私たちの生活の一部になっているのではないでしょうか?2030年過ぎたあたりからですかね。
かなり楽しみな世界になっていきます。
ちなみにですが、ブロックチェーン(Blockchain)を本当に理解するには以下の単語を頭に入れておく必要があるので、もっと気になった人はそれぞれをググってみてください。
・Peer to Peer(P2P)
・ブロック
・ノード
・ハッシュ
・トランザクション
・PoW (Proof of Work)
・PoS (Proof of Stake)
・マイニング