ロゴの基本知識。ロゴは3種類ある〜ロゴって何?〜
あなたがデザイナーであるか、ロゴの作成の外注を検討しているかはわかりませんが、ロゴを提案する前に知っておくべきことに関して記述していこうと思います。
人は、1日にいくつのロゴや広告、ラベルを目にしているかわかりますか??
アメリカの医学博士の著書によると、1日でおよそ16,000もの膨大な量を目にしているそうです。(アメリカ人ですが・・・)
では、本題に入ります。。
ロゴ制作の前に知っておくべきこと
ロゴって何かを知ることはとても重要です。
日本のグラフィックデザインを引っ張ったデザイナー亀倉雄策氏はロゴについて以下のように考えていました。
トレードマークやロゴタイプの優れたものは大衆に心理的な反射で大きく作用し,巨大な会社,優れて会社,斬新な会社,信頼できる会社という印象を焼き付けてしまう。良質なデザインと,それに優れたデザイン・ポリシーによって商品の片隅にほんの小さくつけられたマークがさまざまなイメージを大衆に強く作用する。トレードマークやロゴタイプを生かすも殺すもデザイン・ポリシーの周到な,しかも優れた戦略によるわけだが,それが結果的に優れたコーポレイト・イメージの創造につながれば,ほんの小さなトレードマークが,巨人のような力を持ち光り輝くのを知るべきである。
引用:亀倉雄策、(1973)、『日本のトレードマークとロゴタイプ』、グラフィック社
要するに、
ロゴが会社のイメージを最大限に表現することができれば、最強だ。とおっしゃっています。それを実現できるよう目指していきましょう。
ちなみに亀倉氏は、東京オリンピックのロゴや広告の制作者です。1997年にこの世を去りましたが、現在でも彼の残した思想や作品は多くの人に影響を与えています。彼の制作したロゴといえば、他にもあります。どれも多くの人の記憶に残っているものだと思います。
NTTロゴやTDKロゴ、明治製菓の旧ロゴなどです。
ロゴは強力な力を持っています。
ロゴの種類を知りましょう
・ロゴタイプ
・シンボルマーク
・ロゴマーク (ロゴタイプ+シンボルマーク)
「ロゴタイプ」
文字をデザインしたロゴです。今、あなたの身の回りの家電製品を観てみてください。パナソニックやソニーなど、デザインされた文字のロゴがすぐに見つかるか、思い浮かぶと思います。
「シンボルマーク」
その名の通りシンボルになるマーク。シンボルロゴ。
「ロゴマーク」
ロゴタイプとシンボルロゴの組み合わせです。
ロゴマークは、広告などでロゴタイプとシンボルロゴのどちらも効果的に使えるものです。
あなたは、どのようなロゴを作ろうと思っていますか?
または、どのようなロゴを求めていますか?